カイテキオリゴはさまざまな種類のオリゴ糖が含まれています。
しかし、「ミルクオリゴ糖」と「乳糖」は、アレルギーを引き起こす可能性があるといわれています。
それでは、ミルクアレルギーの人はカイテキオリゴを飲むことはできないのでしょうか?
今回は、カイテキオリゴのミルクアレルギーについてと、赤ちゃんには飲ませてもいいのか?についてお話しします。
カイテキオリゴが危険!といわれるアレルギーについて知っておこう
以前販売されていたカイテキオリゴは、ラフィノースとショ糖のみだったのですが、定期的に改良されていて、現在はオリゴ糖の種類が増えています。
新しく追加されたカイテキオリゴに含まれているオリゴ糖は、「ミルクオリゴ糖」「乳糖」「フラクトオリゴ糖」「イソマルトオリゴ糖」「セロオリゴ糖」「環状オリゴ糖」です。
カイテキオリゴでアレルギーの心配があるのは「ミルクアレルギー(牛乳アレルギー)」と「乳糖不耐症」です。
それぞれを詳しく知っておくことも、やたらに危険と思わないためにも大切なことです。
●ミルクアレルギー(牛乳アレルギー)
牛乳に含まれている「タンパク質(アルファs1-カゼイン)」に反応して現れるアレルギー反応です。
嘔吐や下痢を起こしたり、最悪な場合アナフィラキシーショックに陥り危険な状態となります。
●乳糖不耐症
乳糖(ラクトース)と呼ばれる、自然素材から作られる糖を分解・消化できない状態です。乳糖は牛乳の他ヨーグルトなどにも含まれています。
消化できない乳糖はそのまま大腸へ移動し、大腸に棲んでいる細菌が未消化の乳糖に作用します。
通常、牛乳などを飲んでから30分~2時間くらいでお腹が張った感覚や、ガス、下痢などの症状を起こすこともあります。
カイテキオリゴで気をつけたいのは、ミルクアレルギー(牛乳アレルギー)に対してではなく、乳糖不耐症の場合です。
ミルクオリゴ糖はあくまでオリゴ糖であり、アレルギーの原因となるタンパク質(アルファs1-カゼイン)が含まれていないからです。
一方、乳糖不耐症の場合は乳糖自体を分解、消化することができない状態なので、乳糖の入っている物であれば腹部膨満感やガス、下痢を引き起こす可能性は十分に考えられます。
そのため、乳糖不耐症と自覚のある場合で、カイテキオリゴはどうなんだろう?と不安に思っているのであれば、医師の判断を仰いだり、思い切って飲むのをやめてみたりという判断が必要です。
ミルクアレルギーの赤ちゃんにカイテキオリゴを与える場合
ミルクアレルギーと聞いてもっとも気になるのは、赤ちゃんに「カイテキオリゴ」を与えたい場合ではないでしょうか?
母乳を飲んでいるときの赤ちゃんはスッキリしているに、離乳食を食べ始めた途端に、悩みが多くなるというのは良くあることのようです。
それはなぜかというと、母乳には天然のオリゴ糖が含まれているため、赤ちゃんの体内環境というのは「善玉菌9:悪玉菌1」の割合とも例えられるほど、善玉菌が優位なのです。
しかし、離乳食になると今までたくさん摂れていたオリゴ糖が少なくなってしまうわけなんですね?
そして水分が減ってしまうことによって、瞬く間に悪玉菌が増えてしまい、体内環境が悪くなることで便が出にくくなります。
そんな時に赤ちゃんにカイテキオリゴを飲ませたいけれど、ミルクアレルギーの場合はどうしたらいい?
これについては先にお話ししたように、カイテキオリゴのミルクオリゴ糖はミルクアレルギーを引き起こすタンパク質が含まれていないので、ミルクアレルギーになる可能性は低いです。
ただし、ミルクアレルギーに限らず赤ちゃんにカイテキオリゴを与えるときは、1gなどの少ない量から始めることがとても大切です。
スッキリしない赤ちゃんにはカイテキオリゴを定期的に与えよう
ミルクアレルギーについては、「カイテキオリゴ」を飲ませたとしてもほぼ心配はいらないと判明しました。
でも、本格的に飲ませようと思った場合、必ずかかりつけのお医者さんに相談してくださいね。
そうして、飲ませても大丈夫!となった場合、スッキリしない赤ちゃんには私たち大人と同じで、ある程度の期間与え続けることが大切です。
そのためにはなるべく負担にならないように安く購入したいですよね。
定期購入は3つのコースがあるので、あなたの都合のいいように届けて貰うことができます。
赤ちゃんだけではなく、ママさんの体内環境を整える目的でも一緒に飲んでみるといいかもしれませんね♪